DIY裁判

本人訴訟を支援するため弁護士が作ったサイト。弁護士なしで裁判をする方法について解説します。

「 投稿者アーカイブ:neutral 」 一覧

賃貸借契約の解除による明渡請求の請求原因の記載例(用法違反)

2020/09/04   -不動産明渡訴訟

賃料不払い以外の理由で賃貸借契約を解除する場合の請求原因について説明します。 賃料不払いは、賃借人の最も重要な債務の不履行ですので、契約解除は容易に認められますが、それ以外の理由で契約を解除するのは、 …

訴状訂正申立書の作成方法(請求の趣旨)

2020/09/01   -訴状

計算間違い 請求の趣旨の修正が必要になるのは、計算間違いというパターンが多いです。 その場合は、おとなしく間違いを認めて、訴状訂正申立書を提出しましょう。訴状訂正申立書の提出方法 利息、遅延損害金の請 …

賃貸借契約の退去の通知の方法(書式あり)

2020/09/01   -敷金返還請求訴訟

退去手続きの第一段階は、退去の連絡です。これを賃貸借契約の「解約の申し入れ」といいます。中途解約もほぼ同義です。 具体的には、退去届の提出という行為が解約申し入れを意味します。 契約上、1ヶ月前に解約 …

法定耐用年数を経過した設備、クロスなどの原状回復費用の算定方法

2020/09/01   -敷金返還請求訴訟

原状回復ガイドラインは、賃借人が負担する原状回復費用について、耐用年数の経過によって減価償却したを控除するとしています。つまり、古くなっていたクロスであれば賃借人の過失で汚してしまっても、賃借人の負担 …

キッチン、ユニットバスの原状回復に関する裁判例

2020/08/14   -敷金返還請求訴訟

(1)ユニットバスの汚損について、賃借人の一部負担が認められた事例キッチンについて、賃借人に負担が認められなかった事例 裁判年月日 平成29年 3月30日 裁判所名 東京地裁 裁判所は、ユニットバスの …

建具(ドア、引き戸、ふすま)などの原状回復に関する裁判例

2020/08/14   -敷金返還請求訴訟

建具とは、ドアや引き戸などの部材です。鋼製の窓などの建具は、サッシと呼ばれたりします。ガイドラインでは、柱も同じカテゴリーで分類しています。ガイドラインでは、これらの部材は、建物の存続中、長期間使用さ …

床(フローリング、クッションフロア、畳)の原状回復に関する裁判例

2020/08/14   -敷金返還請求訴訟

洋間の床でも、フローリングとクッションフロアで、減価償却に関するガイドラインの解説が異なっています。フローリングは板張りの床のことで、クッションフロアとは、塩ビのシート張りの床のことです。フローリング …

クロス・壁の原状回復に関する裁判例

2020/08/14   -敷金返還請求訴訟

クロスの張り替え費用については、通常損耗の範囲か、耐用年数の経過による減価償却の方法などが問題となります。 裁判例を見ると、必ずしもガイドラインに従った判断がされているわけではありませんが、減価償却が …

ハウスクリーニング特約に関する裁判例

2020/08/14   -敷金返還請求訴訟

最高裁平成17年12月16日判決によって、通常損耗や経年劣化に関する原状回復費用を賃借人の負担とする特約の有効要件が示されました。 最高裁は、通常損耗等による減価の回収は、賃料に含まれているものであり …

少額訴訟の訴状の提出方法

2020/08/13   -敷金返還請求訴訟

提出する場合に用意する部数など 少額訴訟の訴状の作成ができたら、実際に提出するということになりますが、そのまえに、提出時に揃える部数などを確認しましょう。 少額訴訟の場合は証拠説明書まで提出しなくても …