DIY裁判

本人訴訟を支援するため弁護士が作ったサイト。弁護士なしで裁判をする方法について解説します。

貸金返還請求訴訟

人にお金を貸したのに返ってこないという場合に訴訟をする方法を全て説明します。

民法では、貸金に関する契約を、消費貸借契約と呼んでいます。
「消費」というのは、借りた物そのものは使って消費してしまい、返す時には、同量同種の別のもので返還することを意味しています。

自転車を借りた場合に、別の自転車で返すことは予定されていません。このような通常の貸借が、借りた物そのものを返すのと比較すると理解できると思います。

実は、消費貸借は、金銭に限らず、お米とか油でもあり得るのですが、あまり実際上問題になりませんので、消費貸借と言えば、金銭消費貸借契約のことを指すことになります。

1-1 請求の原因のパターン集
1-2 立証手段
1-3 想定される反論と再反論
1-4 「借りた金ではない」という反論への対応
1-5 利息と遅延損害金の計算方法 (請求の趣旨の利息の記載の仕方)
1-5-2 民法改正後の法定利率は、計算上いつから適用するか
1-6 保証人に対する請求と想定される反論
1-7 古い借金でサラ金から訴えられた場合の時効の主張

訴状の書式はこちらです。

投稿日:5月 13, 2019 更新日:

執筆者: