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敷金返還請求訴訟

敷金返還請求訴訟(本人訴訟)の方法

投稿日:8月 8, 2020 更新日:

はじめに

敷金返還請求訴訟は、少額ゆえに、泣き寝入りの多い分野といえます。20万円の敷金を取り戻すために、弁護士費用が20万円もかけることはできないためです。

本サイトでは、本人訴訟で自力で敷金を取り戻すための、実践的な解説をします。
つまり、裁判例の紹介を含む理論的な解説に加え、書式に基づいて、内容証明郵便や訴状の作成と提出方法、裁判当日の対応などの手続的な解説を行います。

ちなみに、民法改正により、敷金の規定がおかれました。これによって、何か敷金返還の手続きが難しくなったり、簡単になったということはありません。したがって、原状回復ガイドラインや以前の判例を参考にすることができます。

目次 (完成したものからリンクします)

1 敷金と原状回復に関する法律知識 (基礎)

2 原状回復に関する実践的な反論方法
 (1) 反論方法その1
   ① 通常損耗、経年劣化である
   ② もともと存在した損傷である
 (2) 反論方法その2
   ③ 耐用年数を経過している
 (3)その3
   ④ 補修部分が過大である
   ⑤ 補修費用が高額である

3 補修部位別の裁判例
 (1)ハウスクリーニング特約
 (2)壁、クロス
 (3)床、フローリング、クッションフロア、畳
 (4)建具、ドア、襖、窓など
 (5)キッチン、ユニットバス

4 賃貸借契約の解約申し入れ(退去届)

5 明け渡しの立ち合いと交渉

6 内容証明郵便による請求書の発送

7 訴状の作成と提出
 (1) 書式のダウンロードと記載例の解説(その1)
    管轄、訴訟物の価格と貼用印紙の算定、請求の趣旨など
 (2)書式のダウンロードと記載例の解説(その2)
    請求原因の記載例、添付書類(証拠と付属書類)提出すべきもの
 (3)訴状の提出方法
    提出部数、証拠のコピー、郵券、印紙の貼り方、提出先など

8 裁判期日の対応

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